世界初の陶器修復工法(表面強化コート)で、あなたの大切な陶磁器を修復します。
耐紫外線、耐候性、耐熱性、耐摩耗性、安全性にも優れた工法で、日常使用が可能な状態にまで仕上げます。
※ただし状況によっては、日常使用できない製品もございます。
金継よりも安全かつ安価な工法もご提案できます。
大型の陶器についても、出張・引き取りを承りますので、お気軽にご相談ください。
陶磁器の修復例
海外製の陶器(単色)を、破損跡が全く分からないまでに修復しました。共直しにより、元の製品以上の強度に仕上げました。
湯吞みですが劣化も汚れも激しくも、また絵柄も切れてましたので1か月ほどかかりました。
大変でしたが、共直しによって修理跡は殆どわからないように出来ました。
取っ手は破損状況によっては難しく、直しにくい箇所になります。
陶器の灰皿を共直ししました。
金継でお抹茶椀を修復しました。
猫の置き物を修復しました。
カエルの置き物を修復しました。凹凸の表面に艶消しの度合いが難しかったです。
「手作りの思い出の陶器を、なるべく元通りに」という、お客様のご希望に応えるよう、修復させていただきました。
手が欠けてしまった置き物を修復しました。
記念の品物である、手書きのお皿も修復させていただきました。
大型の陶器、壺などの修復も好評で、全国から持ち込まれます。
ヨーロッパのお皿も修復しました。
陶磁器の修復について
陶磁器がバラバラに割れてしまっている場合
例えばお皿がバラバラに割れてる場合、使える破片は極力使って接着し、足りない部分は造形します。
料金について
料金は主に修復までに至る所要日数・材料などから算出し、お見積りさせていただいてます。
そのため、陶磁器の購入時の金額との対比による算出はお断りいたします。
ご予算によっては、様々な修復方法をご提案できる場合がありますので、可能であればお問い合わせ時に予算をお申し付けください。
博物館・美術館・記念館などの展示品の修復
展示としての修復方法もご相談、打合せさせて頂きます。
輸送しなくても、その場で出張にての修復もご相談ください。(緊急での出張修復も対応可)
退色しない経年劣化しにくい修復で、建物や展示什器などの補修も可能です。
海外製の陶磁器について
海外の陶磁器も修復を承っております。
ヨーロッパでは主流の、廻りの色や質感に合せて直す『共直し』という手法で修復します。
金継も対応可能です。かぶれないような、安全な独自工法もご提案できます。
金継について
室町時代から伝わる日本伝統工法の一つ。
昔、家来がお殿様の器を割ってしまい、それを漆を使って繋ぎ、金粉を塗って直したところ、逆に喜ばれて器の価値がより上がった。と言われてます。
これは忠実に漆を柔らかくして破片を繋ぎ、漆で下塗りをして、その上に金粉を蒔いて、さらに上塗りでクリア漆を塗ると言う、かなり手間のかかった方法でやりました。
これだと軽く2~3か月程度かかってしまいます。
ただし、漆は科学的に性能を立証されてません。
なので、必ずしも漆がいいとは言えません。
文化財も当たり前のように、漆を使いますが、何千年前よりある程度の実績を目にしてるので『まあ、漆が無難だろう~』位のものです。
科学的にデータで立証されているものもたくさん有りますが、何千年はもちろん、何百年もの実績すらまだないのです。
また、人体への影響も人種によって反応が異なります。
漆が合わない人、不都合な場合もございます。
当工房では漆も使いますが、ハッキリしたデータと、さらには研究し納得したものしか使用しておりません。