ガラス工芸品の修復・修理

修復のための材料や工法の実験と研究を重ね、独自工法を確立。
ワイングラス、コップ、お皿など、欠けたり割れたものを繋いで修理します。繋目、境目は判るため金やシルバー色で継ぎます。

ガラス工芸品の修復例

ガラス製品の最大の難しさは密着性と色彩です。

独自工法で化学樹脂に染料顔料を溶かし込み成形します。 

3分の1が欠けてしまった
テープで繋ぎ合わせる

遠方からわざわざ新幹線でお越しいただき、「思い出深い品物だから、なんとか直してほしい」との事で作業させて頂きました。

真っ二つに割れてしまったガラス製品

ワイングラスの脚部が折れるケースは多いのですが、こちらも修復可能。

脚部が折れてしまった様子

ガラスのオルゴールの中身がバラバラだったのを元通りに。

バラバラになったオルゴール

ガラス工芸品の修復における注意点

透明ガラスは修復した跡が残ります

透明のガラス製品は修復すると、必ず跡が残ってしまいます。

透明ガラス製品の欠損は着色します

透明ガラス製品を成形する場合、着色が必要となります。

透明の状態を維持したい方はあらかじめご遠慮ください。

修復のご依頼・お問い合わせはこちら
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